CLAUDE.md — プロジェクトの頭脳
1 枚の markdown ファイルで Claude に永続的なコンテキストを渡す
⏱ 想定 ~4 分
01 · 読む
新しい Claude Code セッションを開くたびに、Claude はまっさらな状態から始まります。前回の会話も、あなたのコーディングスタイルも、プロジェクトの慣習も、どのフレームワークを使っているかも覚えていません。毎回すべてを説明し直すことになります。
CLAUDE.md はこれを解決します。Claude が毎回セッション開始時に読む markdown ファイル — プロジェクトの永続的な指示書です。
💡 想像してみてくださいCLAUDE.md は新しいチームメンバーのオンボーディング資料のようなものです。毎朝チームの慣習を説明する代わりに、一度だけ書いておく。CLAUDE.md がその資料で、Claude は「仕事を始める」たびにそれを読みます。
ポイントまとめ
- Claude Code のセッションは毎回ゼロから始まる — 過去の会話は覚えていない
- CLAUDE.md は各セッションの開始時に自動で読み込まれる
- プロジェクトのルール、慣習、重要なコンテキストを Claude に伝える
- ただの markdown ファイル — 他のファイルと同じように編集できる
02 · 読む
CLAUDE.md は 3 か所に置けて、それぞれスコープが違います。
プロジェクトレベル — CLAUDE.md を repo のルート(または .claude/CLAUDE.md)に置く。git 経由でチームと共有します。プロジェクトの慣習、ビルドコマンド、アーキテクチャパターンに使います。
ユーザーレベル — ~/.claude/CLAUDE.md に置く。個人用で、すべてのプロジェクトで効きます。個人的な好みに使います。
サブディレクトリ — サブディレクトリの CLAUDE.md ファイルは、Claude がそのディレクトリのファイルを読むときに必要に応じて読み込まれます。モジュール固有の指示に向いています。
ポイントまとめ
- プロジェクトレベル(./CLAUDE.md):チームと共有、git に commit
- ユーザーレベル(~/.claude/CLAUDE.md):個人用、すべてのプロジェクトに適用
- サブディレクトリの CLAUDE.md:特定モジュールで必要に応じて読み込み
- 競合したらプロジェクトのルールがユーザールールを上書きする
03 · コード例
良い CLAUDE.md にはビルドコマンド、コーディングスタイル、アーキテクチャ、プロジェクト固有の慣習が含まれます。以下は実例です。
CLAUDE.md のサンプル
# Build & Test
- `npm run dev` — start frontend dev server
- `npm run build` — TypeScript check + production build
- `npm test` — run tests (Vitest)
# Code Style
- TypeScript strict mode, ES modules (import/export)
- 2-space indentation, single quotes
- Functional React components, no class components
# Architecture
- API routes in `server/src/routes/`
- Database schema in `server/src/db/schema.ts`
- Frontend components in `src/components/`
# Important
- The `--color-purple` CSS variable is actually orange (#FF6B35)
- Auth cookies use sameSite: 'none' for cross-origin
何が含まれているかに注目してください。Claude がコードを読むだけでは気づかない情報です。ビルドコマンド、変わった命名規則、各ソースをまたぐ落とし穴。Claude が探索すれば見つかるものは入れず、見えにくいものに絞ります。
04 · コード例
CLAUDE.md が大きくなってきたら、import と rules ディレクトリで小さなファイルに分割できます。
@import を使った CLAUDE.md
# Project Overview
See @README.md for project description
See @specs/ARCHITECTURE.md for system design
# Code Style
@docs/code-style.md
Rules ディレクトリの構成
.claude/
├── CLAUDE.md (main instructions)
└── rules/
├── api-design.md (API conventions)
├── testing.md (test patterns)
└── security.md (security rules)
@ プレフィックスは別のファイルの内容を CLAUDE.md に import します。.claude/rules/ ディレクトリにはトピック別のルールを置き、Claude が自動で読み込みます。メインの CLAUDE.md をスッキリ保ちつつ、詳しい領域知識に Claude がアクセスできるようにします。
05 · クイズ
チーム開発者全員が守るべきプロジェクトの慣習があります。CLAUDE.md はどこに置いてチームと共有すべきでしょうか?
- ホームディレクトリ(~/.claude/CLAUDE.md)
- repo のルート(./CLAUDE.md)に置いて git に commit
- README からリンクした Google Doc
- Slack チャンネルのピン留めメッセージ
06 · 空欄補充
別のファイルを CLAUDE.md に import するには、パスの先頭に _____ を付けます。
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※ このサイトは独立した教育プロジェクトで、Anthropic の公式製品ではありません。Claude™ は Anthropic, PBC の商標です。